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●ウーラント

ヨーロッパ フランス共和国 AD1787 フランス王国

 1787〜1862 シュヴァーベン=ロマン派の詩人・学者・政治家。テュービンゲンに生まれ,そこで法律・中世文学・古典文学を学ぶ。1815年に出版された『祖国詩集』や『詩集(Gedichte)』を通じて有名となり,とくに後者は詩人生存中に50回も版を重ねた。古典主義的形式にもとづく,素朴・明確・優雅な民衆的抒情詩は数多く作曲され,『戦友』など,民謡として今日でも歌いつがれているものもある。他の作品としては『エーバーハルト伯』などが有名であるが,政治家としては自由主義的な立場をとりながらも,作品ではロマン派的に中世を〈古き良き掟〉の時代として理想化するような矛盾を示したために,ハイネからひどく批判された。シュトゥットガルトやフランクフルトで議員として政治的に活動した一方,短い期間であったが(1829〜1832)テュービンゲン大学の教授もつとめた。学問的業績としては『ワルター=フォン=デア=フォーゲルヴァイデ論』(1822),『中世恋愛詩』(1822),『伝説研究』(1836)など,中世研究が重要である。