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●ウラルトゥ王国 ウラルトゥおうこく

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 アルメニアの古代王国。現在のヴァン市にあった首都トゥシュパ(Tuspa)を中心に栄え,アッシリアとつねに敵対関係にあった。英主メヌアシュ(在位前810〜前781)の時代に,西は北シリアのヒッタイト遺領を攻略するなど領土をひろめた。その子アルギシュティシュ1世とサルドゥリシュ2世の治世が黄金時代で,アッシリアを破って北方に領土を拡大し,また,西方の北シリアを討った。その後,アッシリアの攻撃を受け,国勢はしだいに衰えた。6世紀の初め,スキタイ人キンメリア人の侵入を受けて滅んだ。碑文史料によれば,ウラルトウはアッシリア名で,ウラルトゥの住民は自国をビアイニリ,自らをハルティア人(主神ハルディの信者の意)と呼び,農業・牧畜を行っていた。城塞・住居跡・青銅器の遺物などが発見されているが,それらにはアッシリアやヒッタイトの影響がみられる。