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●梅原龍三郎 うめはらりゅうざぶろう

AD1888 

 1888(明治21)〜1986(昭和61) 現代日本を代表する洋画家。京都生まれ。安井曽太郎とともに,浅井忠の洋画研究所に学び,1908年(明治41)渡仏し,ルノワールに師事した。渡欧中にはルノワールの影響を受けた画風の絵を描いたが,帰国後日本的な裸婦を描くようになった。二科会創立に参加。1920年(大正9),再渡欧ののち,1922年春陽会創立に参加するが,1925年脱会。1926年国画創作協会洋画部に参加。1928年洋画部が独立して国画会となり,これを主宰した。このころから,風景画と裸婦を中心とした絵に,梅原独特の個性,すなわち絢爛とした色彩と強靱で濶達な筆致が完成し始めたことが認められる。「裸婦扇」「竹窓裸婦」あるいは中国で描かれた「空中天壇」などの代表作が生まれた。その後,裸婦の連作,壺に入った薔薇の図,富士山,浅間山などの風景画など,日本的風土に溶けこんだ西洋画を確立していった。1952年(昭和27),文化勲章受章。