●ウフドの戦い ウフドのたたかい
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預言者ムハンマドとメッカのクライシュ族との間に行われた二度目の本格的な戦闘。625年3月21日,前年のバドルの戦いで敗れたクライシュ族は,その復讐とイスラーム教団国家ウンマの掃蕩を目的とし,アブー=スフヤーンの指揮のもとにメディナに到着し,郊外のウフドの丘に駐屯した。これに対してムハンマドは自ら1,000人を率いて出撃し,ウフドの南斜面の中腹という好位置に陣を張った。翌22日,戦闘が行われ,最初地の利を得たイスラーム方が優勢であったが,メッカ軍の部将ハーリド=ブン=アルワリードの騎兵隊の突撃でイスラーム方の多くはメディナに敗走した。しかし,ムハンマドは陣を立て直し,かつメッカ方も戦いをやめメッカに引き返したので,イスラーム方の決定的敗北にはいたらなかった。戦死者はメッカ方27人。イスラーム方はムハンマドの叔父のハムザを含む75人であった。この敗戦という試練で,イスラーム教徒は一層の団結の必要性を痛感した。