●ウズベク族 ウズベクぞく
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中央アジア内陸部では最大の部族で,タシケントやブハラなどの都市を中心に600万人以上といわれる人口を擁している。トルコ系の部族で,かつてはカスピ海やアラル海方面に居住していたが,15〜16世紀ごろ現在の場所に移動し,1924年以後はキルギスやタジク,カザクなどの民族も合わせたウズベク共和国を形成してソ連邦に参加し,言語はトルコ語系統東南グループに属し,生業は小麦や果実・綿などの農業生産,草原地帯では羊を中心とした遊牧を行ってきた。伝統的農業は大規模な灌漑施設を要したため多くの家々が集まり,父系出自集団から構成される村落を形成することが多かった。定住者のなかには夏期だけ遊牧に出る者もあった。ウズベクの織物や陶器・銅製品は優れた工芸品として有名である。宗教は昔からイスラーム教が信じられてきたが,最近では若い世代を中心とする宗教離れの傾向が強まっている。