●ウクバ=ブン=ナーフィー
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?〜682 ウマイヤ朝の北アフリカ(マグリブ)総督。エジプトの征服者アムル=ブン=アルアースの甥。アムルに登用され,663年から670年にかけて,エジプトから西のチュニジアにいたる地域を征服した後,670年,チュニジアはカルタゴの遺跡の南に軍事都市カイラワーンを建設した。以後当市を橋頭堡として北アフリカ征服・支配の徹底を期し,680年,一軍を率いてアルジェリア・モロッコ地方へ西征した。頑強に抵抗するベルベル人に悩まされながらも西進を続け,内陸からタンジールに達し,再び内陸に入って,モロッコのアガディルの北で大西洋に臨んだ。このとき彼は次のように嘆息したという。アッラーよ,ご覧あれ!
もしこの大海原のなかりせば
あなたへの献身の証として
諸国へ軍馬を進めしものを!
帰途,ビスクラ付近でベルベル人の包囲攻撃を受け戦死した。カイラワーンに残る大モスクは彼の建造になる。