●ヴォルタ
アジア 日本 AD1745 江戸時代
1745〜1827 イタリアの物理学者。1779〜1804年,パヴィア大学教授。イタリアの解剖学者ガルヴァーニの動物電気説に関心をもち,その実験を追試。1794年,2種類の異なった金属の接触から電気が生じることを証明してガルヴァーニ説を否定した。1799年には,それぞれ食塩水に浸した銅板と亜鉛(またはスズ)板をつなぎ,継続的に電流を取り出すことのできる装置,すなわち電池を発明。さらに,容器に入れた食塩水の代わりに,食塩水に漬けた板紙を用い,銅・亜鉛・板紙の順に円板を積み重ねたヴォルタ電堆を製作した。ヴォルタの電池によって,それまで用いられていたライデン瓶では瞬間的にしか得られなかった電流を,間断なく無制限に手に入れることが可能になり,19世紀前半のイギリスのファラデー,フランスのアンペールらによる電気の性質の研究の飛躍的発展が可能になった。起電力の単位“ボルト”は,ヴォルタの名に由来している。