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●ウォリス

アジア 日本 AD1616 江戸時代

 1616〜1703 ケンブリッジで神学を学んだのち,アウトレッドで数学を学び,1649年から1703年に没するまでオックスフォード大学の幾何学教授をつとめた異色の経歴をもつ。デカルトボローニャ大学で数学を講じていたデカルトの高弟カヴァリエリの理論を発展させて,1655年,彼が39歳のときに『無限算術』を著した。これは,極限の概念を数学的に取り扱って,微分・積分への道をひらいた書物として重要である。また,同年に書かれた「円錐曲線論」は,円錐曲線を座標を用いて解析的に論じたものとして数学史上重要な意味をもっている。彼はまた王立協会の創立メンバーのひとりで,晩年にイギリス最初の数学史を著し,数学はもとより自然科学全般から音楽・文法にまでおよぶ著述を残し,暗号解読を趣味としていた。また,彼はニュートンらとも親交があった。