●ウォール街 ウォールがい
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ニューヨーク市マンハッタン南部の一区画で,世界金融市場の中心地。ウォールとは「城壁」を意味し,ニューヨークがニューアムステルダムと呼ばれていた1653年,オランダ人がインディアンの侵入を防ぐために築いた城壁にちなんで名づけられた。ウォール街が投機の中心市場となるのはアメリカ合衆国独立後で,1790年代に24名の仲買人が取引規約を定め,保険株や運河株の取引を始めるようになったのが最初である。ニューヨーク株式取引所は1817年に開設され,ニューヨーク市の発展とともに,ボストンのステート街やフィラデルフィアのチェスナット街をしのいで,合衆国の金融・投機の中心地となった。第一次世界大戦後,イギリスのロンバート街の地位の低下とともに,ウォール街は外国証券の市場として世界金融の中心地となった。1929年からの世界恐慌とニュー=ディール下の統制策によって威信は一時低下したが,現在も世界金融の中心地であることに変わりはない。