●ウォーターゲート事件 ウォーターゲートじけん
アジア 日本 AD1972 昭和
1972年6月ワシントンのウォーターゲートビルの民主党全国委員会本部に侵入した5人組の逮捕に端を発した事件で,その後,選挙資金の不正,副大統領アグニューの収賄・脱税などが発覚し,ニクソン政権のスキャンダルを総称するものとなった。ニクソンは側近の解任によって事件のもみ消しをはかったが,上院特別委員会は1973年5月から公聴会を開き,ついに大統領弾劾問題に発展した。弾劾審議を開始した下院司法委員会は,1974年7月ニクソン弾劾決議案第1条の司法妨害を27対11,第2条の権力乱用を28対10,第3条の議会侮辱を21対17でそれぞれ可決した。追い込まれたニクソンば,8月ウォーターゲート事件のもみ消し工作を初めから知っていたことを認める特別声明を発表して政治的逆転をはかったが失敗し,8月8日辞任,副大統領フォードが大統領となった。スキャンダルで任期半ば,生存中に辞任した最初の大統領である。