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●ウェルギリウス

アジア 中華人民共和国 BC70 

 前70〜前19 ローマ最大の叙事詩人。北イタリアのマントヴァ付近に生まれる。クレモナのミラノの学校で学んだのちローマに行き医学・数学・修辞学などを修める。最初は法律家を志すが内気な性格のためしだいに文学に専念するようになる。前37年『詩選』を書いてマエケナスに認められ,アウグストゥス帝の知遇を得る。その後『農耕詩』『田園詩』などをつくり自然や田園の美しさをうたった。前29年以後死にいたるまで『アエネアス』の執筆と推敲を行った。『アエネアス』はホメロスの詩などに寄せて,アエネアスを祖とするローマの建国とアウグスティヌス帝のローマ帝国をたたえた詩である。アウグストゥス帝はウェルギリウスの意志に反してその死後『アエネイス』を公表した。ホラティウスオヴィディウスらとともにラテン文学の黄金時代を築き,ダンテの『神曲』を初め後世の文学に多大の影響を与えた。前19年ギリシア旅行から帰る途中,ブルンディシウムで病死する。