50音順    検 索

●ウェリントン公 ウェリントンこう

アジア 中華人民共和国 AD1769 清

 1769〜1852 イギリスの軍人・政治家。軍人としては,まずオランダ作戦を指揮(1794〜1795),インドのマラータ戦争で成果をあげた(1797〜1805)。最大の功績はナポレオン戦争にある。ポルトガル・スペインでフランス軍を撤収させ(1808〜1812),フランスに進軍した(1813〜1814)。パリ条約後,公爵に任ぜられる。その後,エルバ島脱出のナポレオンをワーテルーローの戦い(1815)で破ってその再起をくじき,以後3年間プロシアの報復意図をなだめて,フランスを守備した。政治家としては,1806年下院に入り,ウィーン会議では主席全権をつとめた。1818年トーリー党内閣に入ったが,カニングの政策と相容れず,彼の死後首相となる(1828〜1830)。時代の潮流を鋭く着破し,もち前の保守主義にもかかわらず旧教徒解放令(1829)の通過に粉身し,第一次選挙法改正(1832)でも議会内対立の調停につとめた。改革を断固忌避するよりは急進的変革をくいとめようとする,現実的政治家であった。