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●ヴィルヘルム1世 ヴィルヘルムいっせい

ヨーロッパ フランス共和国 AD1797 第一共和政

 1797〜1888 ドイツ皇帝(第2帝制,在位1871〜1888),プロイセン王(在位1861〜88)。フリードリヒ=ヴィルヘルム3世の第2子。解放戦争の体験,プロイセン伝統の王室教育のなかで育ち,軍人の経歴を歩み,保守的心情の持ち主であった。1841年より,「プリンツ=フォン=プロイセン」の称号をうる。三月革命後の反動政治に反感を高め(1829年に結婚したアウグスタの影響),1858年病気の兄フリードリヒ=ヴィルヘルム4世に代わって摂取(プリンツ=レゲント),兄の死後1861年,プロイセン王になると,穏健自由主義の内閣を任命し,「新時代(ノイエ=エーラ)」に入る。しかし,軍制改革問題で議会と対立し(憲法紛争),1862年ビスマルクを首相に任用,議会の反対を押し切って軍隊を増強させた。1866年普墺戦争,1870年,71年普仏戦争と統一戦争をたたかい,1871年1月18日ヴェルサイユでドイツ皇帝になる。政治はほぼ全面的に宰相ビスマルクにゆだね“老皇帝”として帝国のシンボル的存在となる。