50音順    検 索

●ヴィルヘルム2世 ヴィルヘルムにせい

ヨーロッパ フランス共和国 AD1859 第二帝政

 1859〜1941 ドイツ皇帝(第2帝制,在位1888〜1918),プロイセン王(在位1888〜1918)。フリードリヒ3世とその王妃ヴィクトリア(イギリスのヴィクトリア女王の娘)との長子。父の99日間という短い在位の後を継いで,1888年6月,ドイツ皇帝となる。1890年宰相ビスマルクを解任し,のちにカプリーヴィを登用して新航路(ノイア=クルス)政策により「親政」をはじめる。宰相にホーニンローエビューローがつづき,ドイツの“陽のあたる場所”を求めて「世界政策(ヴェルトポリティーク)」を展開し,皇帝は建艦政策を遂行したテルピッツとならんで“海への情熱”を代表する人物となる。外交面で,1896年のクリューガー電報事件など物議をかもす行動が目立ち,1908年のデーリー=テレグラフ事件後政治活動は徐々に後退した。第一次世界大戦の敗北,十一月革命で1918年11月10日オランダに亡命,28日帝位を退いた。