●ウィルソン,W.
大洋州 フィジー共和国 AD1856
1856〜1924 アメリカ合衆国第28代大統領(在位1913〜21)。プリンストン大学教授・同大学総長・ニュージャージー州知事をへて,1912年民主党から大統領に当選。“新自由主義(New Freedom)”を綱領にかかげ,高率関税の引き下げ,大銀行による通貨独占を排除するための連邦準備銀行制度の確立,トラストの独占を排除するクレイトン反トラスト法の制定などの3大改革を行った。第一次世界大戦がおこると,最初中立を唱えて1916年大統領に再選されたが,ドイツの無制限潜水艦戦の実施と連合国への債権増大により,1917年4月,“勝利なき平和”を主張して連合国側に参戦した。1918年1月平和14原則を発表し,秘密外交の廃止,公海の自由,経済的障壁の除去,民族自決,国際連盟の結成などを提唱した。戦争終結後のパリ講和会議では事実上の指導者の役割を果たしたが,上院はヴェルサイユ条約の調印を拒否し,彼の構想は挫折した。1919年ノーベル平和賞を受賞した。
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