●ウィルクス
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1727 ハプスブルク朝
1727〜97 イギリスの政治家。ロンドン生まれ。1757年下院議員。自ら創刊の“North Briton”紙で国王ジョージ3世と政府を専制と激しく攻撃,1763年には“ウィルクス事件”発生。国王の開院勅語を批判して不敬罪により拘禁。支持者の暴動,下院追放,亡命,4年後帰国。議員の不逮捕特権を狙って立候補,当選。当選取消を繰り返し,民衆は“Wilkes and LibertY”と叫んで行動,ついに議員となる。のちロンドン市と議会の対立のなかで議会報告が争いとなり,裁判勝利の結果,議会報道の自由が確立された。1774年ロンドン市長。1776年ジョン=カートライトと選挙法改正運動開始。腐敗の一掃と選挙権拡大などを主張。その背景には人民は貧富を問わず立法に参加するという民主的平等的観念が認められる。彼の支持者は中産者あるいは下層労働者あるいはモッブとの評価もある。選挙法改正運動はフランス革命による保守傾向のなかで消滅。早すぎた民衆指導者であったといえよう。