●ウィリアム1世 ウィリアムいっせい
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1028 ザリエル朝
1028〜87(在位1066〜87)イングランドを征服・統治した最初のノルマン人国王で,ノルマン王朝を樹立する。いわゆる、“ノルマン征服”である。彼はノルマンディー公ロベールの庶子であったが,1035年父の後を継ぎノルマンディー公となる。だが,1047年までは当地域における充分な支配権を確立することができなかった。1051年,イングランドのエドワード懺悔王を訪問,王の死後,同国王位の約束を得た。1066年,エドワード王が没すると,ウィリアムは競争者ハロルド王をヘースティングズの戦いで打破,年末に即位してウィリアム1世となった。その後もハロルド派などの反乱が相次いだが,征服王は5年間でイングランドを平定した。彼は,ノルマン支配体制と集権的封建制をしいたが,その確立のため,1086年,ドームズディ=ブック(地租賦課の基準たる土地台帳)の作成とソールズベリの誓約(貴族の国王に対する忠誠誓約)を行わせしめた。1087年,彼はこの年の戦争で受けた傷がもとで死亡する。