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●ウィッテンベルク

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD 

 東ドイツ中部,エルベ川右岸の古都。ルターが宗教改革を行った本拠地でルターシュタットと呼称。歴史的初出は1180年。1293年都市として承認された。この町が有名となるのはルターの宗教改革運動の発祥地となってから。当時ザクセン選挙侯フリードリヒ賢公の居城があり,1502年彼は大学設立。1512年以降ルターは同大学の神学教授,同僚にはドイツ人文主義者でギリシア語教授メランヒトンがいた。1517年ルターは贖宥(しょくゆう)状販売に対して「九十五カ条の意見書」を城教会(シュロス=キルヘ)の門にはりつけたが,同市にはほかにルターやメランヒトンが説教した市教会(シュタット=キルヘ)もあった。こうしてウィッテンベルクは宗教改革運動の中心,同大学は宗教改革の神学的中心となり,16世紀前半多くの学徒をひきつけた。1817年同大学はハレ大学に合併。