50音順    検 索

●ヴィジランス

ヨーロッパ オーストリア共和国 AD 

 覚醒。計器盤の監視のように,生起頻度の低い変化(信号出現)を検出しようと長時間警戒している状態,またその際の信号検出能力をいう。最近の工場・プラントの中央司令室での監視作業 viGilance taskでは,監視者は機械との直接的関係が絶たれ,受身一辺倒の作業を強要される。このような単調な仕事場では,作業者は退屈感を訴え,信号検出能力も低下する。対処の手段は,[1]時々,休憩や作業転換を入れて,検出率の低下を遅らせる,[2]増幅により刺激強度を上げ検出率を高める,[3]目と耳の両方から冗長な刺激を入れて見落しを防ぐ,[4]信号=雑音比(S/N比)を大きくして検出率を高める,[5]雑音ゼロでは検出率がかえって下がるので,ある程度の雑音を入れる,[6]作業成績を知らせ(結果の知識)作業員を動機づける。覚醒度の上昇・低下の説明として,[1]条件反射説(作号出現が強化),[2]期待仮説(作号出現の直後は検出困難),[3]賦活仮説(感覚遮断により賦活が低下),がある。