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●ヴィコ

南アメリカ ウルグアイ東方共和国 AD1668 

 1668〜1744 イタリアの哲学者。質素な本屋の子として生まれ,独学で自らの哲学思想を完成させる。1686〜95年ロッカ辺境伯の子供の家庭教師。この家の豊富な蔵書が彼に古典の知識を身につけさせた。1699〜1741年ナポリ大学で修辞学を教える。主著は『現代学問研究法論』(1702),『ラテン語の起源から掘りおこすイタリア人最古の知識』(1710),『新科学原理』(1725)。幾何・数学的に現実を縮小していくデカルトやガリレオらの合理主義・科学主義・演繹法の流行に反論して歴史的認識論を対峙させた。神の作品である自然界の真実の合理的解釈に対して人間精神の楽天的複雑さ・豊かさから解釈しようとし,人間認識の対象は歴史であるとした。当時はほとんど評価されず,フォスコロ以後,19世紀に再発見され,20世紀に哲学上正当な評価を受けるようになった。

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