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●ヴィクトリア女王 ヴィクトリアじょおう

アジア インド AD1819 

 1819〜1901 イギリス女王(在位1837〜1901)。ハノーヴァー朝の王ジョージ3世の四男ケント公エドワードの娘。1837年伯父ウィリアム4世の死により18歳で王位についた。ハノーヴァーの国憲は女子の王位相続を認めなかったので,女王の即位とともにハノーヴァー家はイギリス王室から分離してカンバーランド公アーネスト=オーガスタスが王位を継承した。1840年,従弟にあたるザクセン=コブルク=ゴータ家のアルバート公と結婚した。教養高い夫君の指導もあずかって立憲君主として国民の敬愛を集め,〈君臨すれども統治せず〉の女王のもとに自由党・保守党による政党政治が確立した。1861年,42歳のとき夫君が病死した。その後寡婦として隠遁生活に入ったが,1874年保守党のディズレーリの感化により政務に復帰し,1877年「インド女帝」の称号を受け入れた。女王の治世64年間はイギリス帝国の最も輝かしい時代であった。女王は9人の子女(王子4人・王女5人)の母であり,彼らの結婚を通じてヨーロッパ各国の王室や貴族と姻戚関係にあった。