●インドネシア国民党 インドネシアこくみんとう
アジア インドネシア共和国 AD1928 オランダ領東インド
1928年5月,スカルノがインドネシア国民同盟を母体にバンドンで組織した政党。[1]インドネシアの解放と独立,[2]非暴力の大衆行動,[3]対オランダ非協力を政治綱領とし,各地で大衆集会を開き,民族独立運動をすすめた。民族運動諸団体の統一にも力を入れ,イスラム同盟党など諸団体に影響をあたえた。党員も1930年代には1万人をこえ,労働組合の活動家や旧人民同盟の運動家が加わり,その組織はインドネシア全域にひろまった。また,青年運動にも大きな影響をあたえた。オランダ植民地政庁は,国民党による民族運動の高揚を警戒し,1929年12月,インドネシア共産党の活動を受け継いで反乱を企てているという理由で,スカルノらを逮捕・投獄した。党内でも意見の対立がおこり,1931年4月に解散したが,1945年の独立後,再建された。しかし,1959年ごろ,スカルノの独裁体制が確立し,政党としての力を失った。