●インドシナ総督 インドシナそうとく
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フランス領インドシナ連邦統治の最高機関。パリのフランス拓務省の管轄下におかれた。1887年,コーチシナ直轄植民地とトンキン・アンナン・カンボジア3保護国からなる仏領インドシナ連邦の成立と同時に,初代総督コヌタンが赴任。総督の管轄範囲には,上記4地域および1889年連邦に加わったラオスのほか,1900年には中国からの租借地広州湾が,また1907年にはシャムから割譲された3領土(バッタンバン・シェムリアップ・シソポン)が加えられた。総督は,本国植民大臣の権限代行著であり,立法・行政・司法・外交・軍事・財政の各分野にわたり広範な権限を行使した。1928年以後は,フランス人28人と現地人高官23人により構成される諮問機関,経済財政最高会議がその政務を補佐した。総督府は当初サイゴンにおかれ,1902年ハノイに移転。初代コヌタンから最後のドクーまで31代の総督が任命された。