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●インド参事会 インドさんじかい

アジア インド AD 

 インドの中央および各州におかれた行政参事会と立法参事会の総称。このうち総督下の中央立法参事会が重要。各州知事総督の下でわずかに内閣的機能を与えられた行政参事会員は,立法参事会員を兼ねるが,立法参事会開催のためには,これに加えて総督が指名する追加会員を必要とした。この立法参事会への民選議員の増加とその権限の拡大が民族運動の要求として提起され,イギリスも支配権力を保持しながら部分的譲歩を重ねた。1861年のインド参事会法では,中央立法参事会の追加会員を最大12名とし,その半数は民間人とした。1892年の改正で追加会員は16名に拡大され,「指名のための推薦」という表現で選挙が実施された。1909年のモーリー=ミントの改革による改正では,中央立法参事会の追加会員は60名とした。そのうち27名が選挙によって選ばれたが,宗教にもとづく各分派の代表者であった。その権限も予算の審議,国防・外交・藩王国問題をのぞく提案権をもっていたが,それ自体,行政府を拘束することができなかった。