●インド協会 インドきょうかい
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19世紀末にベンガル地方に結成されたインド人の政治団体。イギリス流の教育を受けて民主主義の精神と民族的な愛国心を吸収したインドの知識人は,政治に参与するための文官を希望した。スレンドラナート=パネルジー(1848〜1925)もそうした一人であった。彼はインド高等文官試験に合格したが,人種的差別により,わずか2年で解任された。彼はインド人の政治的権利を要求する運動をくりひろげ,1876年カルカッタにインド協会を設立した。1877年に文官試験受験者の年齢上限が,21歳から19歳に引き下げられ,事実上インド人の応募が不可能になると,インド協会はひろくインド各地で抗議集会を開いて,インド知識人の間に世論を喚起しつつ,しだいに運動を全インド的規模をもつ政治団体結成の方向に導いていった。1883年,パネルジーの提唱でインド協会を母体に,新しい組織全インド国民協議会がカルカッタに誕生した。1885年になるとこの全インド的組織は,インド国民会議に合流した。