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●インディアン強制移住法 インディアンきょうせいいじゅうほう

北アメリカ アメリカ合衆国 AD1830 

 1830年ジャクソン大統領のときに制定された法律で,ミシシッピ川以東の南部地域に住むチョクトゥ・クリーク・チカソーセミノールチェロキーのいわゆる開化5部族約6万人のインディアンを,必要とあらば強制手段に訴えてミシシッピ川以西の僻遠の地に追いやることができることを決めた法律。法制定の背景には,ジョージア・ミシシッピ・アラバマの3州が,白人のプランテーション拡大のため,インディアンの土地を取り上げなければ連邦から脱退すると圧力をかけたことがあげられる。インディアンの土地の代償と移住の費用として政府が支出したのは50万ドルにすぎなかった。1838年強制退去に応じなかったチェロキー族が軍隊の手でオクラホマまで40日間歩かされて14,000人のうち4,000人が寒気と疲労で死亡した。この行程が“涙の道(Trail of Tears)”と呼ばれる。