●イーリー
北アメリカ アメリカ合衆国 AD1854
1854〜1943 アメリカの経済学者・社会改良家。ニューヨーク州のリプリーに生まれる。コロンビア大学を卒業した後,ドイツのハイデルベルク大学に留学し,歴史学派の代表者クニースなどの影響を受けて制度学派の先駆者となる。また社会主義にも関心を抱いた。帰国後,1880年ジョーンズ=ポプキンズ大学の教授に就任,1892年にはウィスコンシン大学に移った。大学では主に歴史学派の立場にたつ経済学を教え,また同時にキリスト教社会主義にもとづく社会改良運動に従事した。晩年はノース=ウェスタン大学に移り,土地経済研究所の所長もつとめた。主要著作に『経済学の過去と現在』(1887)『社会主義と社会改革』(1894)などがある。彼の著作は新渡戸稲造や片山潜などに影響を与えた。