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●イプセン

ヨーロッパ ノルウェー王国 AD1828 スウェーデン王国と同君連合

 1828〜1906 ノルウェーの劇作家。8歳のとき家が破産,上級学校へ進めず薬剤師の徒弟となる。その間,パリの2月革命に影響を受け,古代ローマの革命家カティリナに取材した史劇を書く。これが彼の処女作である。その後貧窮の生活を送るが,やがて国民劇場の作者や舞台監督として活躍する。この時代が,彼にとって創作技術を磨く上で実り多い時期となる。その後劇場が破産して1864年に国外に出る。以後28年間をイタリアを中心に海外で過ごすことになる。その間,『ペール-ギュント』『皇帝とガリラヤ人』などの大作で名声をあげる。ついで目を現代に向けて社会劇の方向に進み,有名な『人形の家』(1879)を著し,近代劇の第一人者となる。〈妻であり母である前に1個の人間として生きたい〉とする新しい女ノラの生き方は,近代思想だけでなく,婦人解放運動などに大きな影響を与えた。以後,同じテーマで『幽霊』『民衆の敵』などを著す。

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