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●イーデン

ヨーロッパ 英国 AD1897 ハノーヴァー・ウィンザー朝

 1897〜1977 イギリスの首相(在任1955〜57)。名門に生まれ,イートン・オックスフォードを卒業し,若くして保守党議員に選ばれ,順調に政界の出世コースを歩んだ。1935年には外相となったが,全体主義国家の侵略に強く反対するなど気骨のある政治家で,とくにチェンバレンの対ドイツ宥和政策を厳しく批判して1938年には辞職している。こうしたことから対ドイツ強硬論のチャーチルから高い評価を受け,第二次世界大戦後,第2次チャーチル内閣に入閣して外相などをつとめた。そして老齢で引退したチャーチルのあとを受けて,1955年首相となった。保守党政治家として最も高い評価を受け属望されたイーデンであったが,1956年7月エジプトのナセルスエズ運河の国有化を宣言したのに対し,10月フランス・イスラエルと共同出兵しナセル政権の打倒を画策したため,国際世論の非難を浴び,これをきっかけに引退した。期待されていただけにあっけない引退であった。