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●市川房枝 いちかわふさえ

アジア 日本 AD1893 明治時代

 1893〜1981(明治26〜昭和56)日本近代・現代の代表的婦人運動家。愛知県明地村(現・尾西市)の農家の3女として生まれる。県立愛知女子師範学校卒。1919年(大正8)平塚らいてうと新婦人協会を創立し,治安警察法第5条の改正をはかる。婦人運動・労働問題研究のため約2年半アメリカに滞在。1924年(大正13)に婦人選挙権獲得期成同盟を創立。以後,婦人の公民権・参政権の実現・婦人解放の啓蒙・母子保護法制定などに活躍する。敗戦後,直ちに戦後対策婦人委員会を結成。一時は公職追放となるが,1950年(昭和25)日本婦人有権者同盟会長となり,以後その死まで参議院議員として議会制民主主義の確立をめざした。積極的に政界の浄化に努めながら,労働省婦人少年局の存続・売春防止法の制定・再軍備反対運動・国際婦人年の推進など,その活動はめざましく影響は大きい。『市川房枝自伝』『野中の一本杉』などの著作がある。その活動の核となった東京代々木の婦選会館には,市川房枝記念室がある。

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