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●一月蜂起 いちがつほうき

ヨーロッパ ポーランド共和国 AD1863 ロシアによる支配

 1863年1月,ロシア帝国の統治下におかれたポーランドで,シュラフタ(士族層)を中心とする革命的グループ(赤党)が起こした対露独立蜂起。赤党は,l月22日にポーランド王国内で蜂起し“臨時国民政府”の成立を宣言し,同時に“農民解放令”を発布した。蜂起は,2月にリトアニアや白ロシアにも飛火し,以前は蜂起に反対した有産者の白党も参加した。同年夏,臨時国民政府の「布告」が農村に達し,蜂起側の勢力は最高潮となったが,期待したほど農民側からの協力を得られず,また頼みとするイギリスやフランスのロシアに対する干渉も弱く,ポーランド人の戦いは困難をきわめた。同年秋には,トラウグート(1825〜64)が蜂起の指導権を握り,農民の蜂起参加を推進しようとしたが,ロシア政府は蜂起側よりも進んだ内容をもった解放令を公布したため,農民の蜂起支持が弱まり,1864年3月に蜂起は鎮圧された。