50音順    検 索

●イスラームの5柱 イスラームのごちゅう

AD 

 イスラームでは,正しい信仰を実践によって具体的に示すことが求められる。それは神に対する奉仕であり,イスラームの信仰を支える5本の柱という意味で,アラビア語ではアル=アルカーン=アルハムサという。その内容は,[1]信仰の告白(シャハーダ),[2]礼拝(サラート),[3]喜捨(ザカート),[4]断食(サウーム),[5]巡礼(ハッジュ)である。[1]は「アッラーのほかに神はない。ムハンマドは神の使徒である」ととなえること,[2]は1日5回の礼拝,[3]はヒジュラ暦第9月に行う日の出から日没までの断食,[4]は救貧税の納入,[5]はメッカ巡礼である。これは,スンナ派のウラマーのイジュマー(合意)により,8世紀初めごろ成立したといわれている。また,5柱の教えは,しばしば開いた手によって示される。日本では五行・五基中国イスラームでは五功と記され,一般的には,信仰の柱である六信とともに「六信五行」と呼んでいる。