●イスマーイール派 イスマーイールは
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イスラーム=シーア派の分派で過激シーア派。シーア十二イマーム派第6代イマーム,ジャファル=アッサーディクは,長子イスマーイールを後継イマームに指名したが,飲酒癖などを理由に指名を取消し,その弟を指名した。しかし信徒の一部は,イマームの不謬性を理由に取消しを認めず,イスマーイールこそ第7代イマームであると主張し,760年に彼が没した後は,その息子にイマームが伝えられたと主張した。この一派がイスマーイール派と呼ばれ,シーア派の主流十二イマーム派から分裂した。同派は9世紀後半から活発な布教活動を始め,10世紀初めにファーティマ朝が創設され,この派を国教と制定するに及んで最盛期を迎えた。エジプトを拠点とした同派は正統スンナ派と激しく対立した。11世紀半ばに同派は,ムスターリー派とニザール派に分裂し,前者はエジプト,後者はイランに本拠を置いた。両派の子孫はインド・パキスタン・東アフリカなどに現存する。