●石蹴り いしけり
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地面に円形や方形でいくつかの区画を描き,その一つに石を投げ入れ,片足で蹴って次の区画に入れ,さらに片足跳びで順に石を蹴っていく数人の遊びで,早く全区画を終えた者が勝ちとなる。イシケンケン・ケリダシ・ケンパタなどさまざまな呼称がある。古くから全世界に分布していたか,日本には明治初年,ヨーロッパから伝えられたといわれる。この遊びは道具としての石,遊び方としての跳び方・蹴り方,さらに区画の形状などをめぐっていろいろな変異を現している。石には投げ入れやすく,蹴りやすいもの,すなわち適当な大きさと厚さの偏平な自然石や瓦が用いられ,大正時代にはガラス製がつくられた。区画の基本型には[1]円形型(一つの円を区切るか,数個の円を組み合わせるかしたもの),[2]方形型(長方形や正方形をさらに小区分したもの),[3]渦巻型(渦巻を描き,さらにいくつかに区切ったもの),[4]コース型(一定のコースを設け,その内を小区分したもの)などがある。