●石占 いしうら
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石を用いて吉凶や成否を判断する卜占。古代から現代にまで,さまざまな石占法がみられた。それには[1]持ち上げ法,[2]投げ上け法,[3]投げ当て法,[4]行き当て法など各種がある。持ち上げ法とは,社寺の境内などに置いてある特定の石をもち上げられるかどうか,あるいはそのさいの重量感はどうかなどによって占うもので,その石に重軽(おもかる)石・伺い石・試し石,もしくは上げ仏・抱き地蔵などの名称がある。投げ上げ法・投け当て法は投占(なげうら)の一種で,前者は大木の股や鳥居・巨岩の上に投げ上げられるかどうかにより,後者は目標に向けて小石を投げ,当たるかどうかによって占うものである。水上に石を投げ,水面を切って飛ぶ回数で占うのも投占の一種である。さらに行き当て法とは,ハカリ石などと呼ばれる石に目を閉じて進み,行き当たるかどうかで占うものである。そのほか競技・遊びとして行われた石合戦や石上げなども,古くは神意をうかがう卜占であった。