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●池大雅 いけのたいが

アジア 日本 AD1723 江戸時代

 1723〜76(享保8〜安永5)江戸中期の画家・書家。名は勤。字は公敏・貨成(かせい)。号には大雅・霞樵(かしょう)などがある。早く父を失った大雅は,数え年の15歳の時,母を養うため京都で扇屋を開き,中国の『八種画譜』に倣った自作の扇を販売した。このころ,大和郡山藩の重臣で画をよくした柳沢棋園に認められて指導を受けた。大雅は『芥子園画伝』によって中国南宗画の技法を学び,旅に出て自然から学び,さらに大和絵の宗達などの技法も取り入れ,また西洋画をも参考にして,中国南宗画とは一味違った日本南画の大成者となった。大雅の山水画が個人様式として完成するのはほぼ40歳ごろで,これ以降に代表作が多い。東京国立博物館蔵『棲閣山水図屏風』,高野山遍照光院の襖絵『山亭雅会図』,宇治の万福寺の襖絵『西湖図』は,いずれも40代の作品と推定され,与謝蕪村との合作『十便十宜画冊』は大雅の数え年49歳の作である。

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