●イェルマーク
AD
?〜1585 シベリア征服を行ったドン=カザークの首領。イェルマークは臼石の意。ヴォルガの船夫をしていたがドン=カザークの頭目となり,1581年,オビ川・イルトゥイシ川流域への進出を企てていたストロガノフ家に招かれ,840人の部隊を率いてウラル山脈を越えた。翌年シベリア=ハン国の首都カシルイク(イシケル)を占領,モスクワ皇帝イヴァン4世に報告した。イヴァンはその征服地の公式接収のためグルコフとポルコフスコイ公を500人の兵とともに派遣したが,イェルマークは1585年8月,南方に逃れていたクチュムハンの反撃を受けイルトゥイシ川で溺死した。モスクワ皇帝はのち正規軍を送ってシベリア征服を続行,1598年シベリア=ハン国は滅びた。
![]()