●イエーリング
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1818 ドイツ連邦
1818〜92 ドイツの法律学者。アウリッヒの法律家を父として生まれ,ハイデルベルク・ゲッティンゲン・ベルリンの各大学で学んだのち,教授として多くの大学で教鞭をとり,とくに1868年以降ウィーン大学でのローマ法の講義により名声を得て,1872年貴族の称号を授けられ,同年ゲッティンゲン大学に移った。おもにローマ法の法哲学の分野の研究で優れた貢献を行い,経験主義的・実証主義的万法とりわけ社会的功利主義の観点に立脚することによって,法とそれ以外の社会的規範との相違点を重視し,さらに法の現実的機能を高く評価したことから,彼の学風は目的法学あるいは利益法学と呼ばれており,現在の自由法論・法社会学などの分野の端緒をつくった人として20世紀の法学界に少なからね影響を残している。主著としては『ローマ法の精神』『法における目的』『権利のための闘争』などが代表的なものとして挙げられる。
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