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●イエズス会士 イエズスかいし

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 イエズス会を中国では「耶蘇会」,日本では「せずす会」「ぜずすのこんぱにや」と呼び,その会士をジェスイットともいう。1534年,聖イグナチウス=デ=ロヨラ,フランシスコ=ザヴィエル(スペイン人)57人の同志がパリのモンマルトルの丘の上で誓約を立て結成したカソリック派の新教団。1540年に教皇の認可を受ける。“より大いなる神の栄光のために”を標語に,宗教改革によって生まれたプロテスタント諸派へのカソリック側の対抗中核として最前線に立った。東アジアにおける布教活動はフランシスコ=ザヴィエルに始まり,日本でも彼の遣業は多くの会士によって引き継がれ,いわゆる「きりしたん宗門」の興隆をみた。会士は布教のほかにヨーロッパの文化・技術をも広めた。印刷技術もその一つで天草版『エソポのファブラス』(イソップ物語)など,西洋の文学書を木活字や金属活字で印刷刊行した。1614年(慶長19)の大追放以後,組織的活動をおえる。