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●イェイツ

ヨーロッパ 英国 AD1865 ハノーヴァー・ウィンザー朝

 1865〜1939 詩人・劇作家。英文学史上最後のロマン派の巨匠。詩や演劇にめざましい活躍をするかたわらアイルランド文芸復興運動を指導,国民劇場の建設に努力した。青年期に祖国の民話・伝説に親しみ,ブレイク・スウェーデンボリの神秘主義,マクレガー=メイザーズの魔術,さらには心霊術を研究,プラトン以来の西欧のオカルト的伝統のなかで創作したが,後期に入ると,東洋思想,とくにウパニシャッドに傾倒,さらに鈴木大拙の禅思想,パウンドの紹介する日本の能に共鳴し,創作を通して東西の思想の調和を求めた。『責任』『クール湖の野生の白鳥』『塔』『螺旋階段とその他の詩』『最終詩集』などの詩集,『デアドラ』『鷹の泉』『エマーのただ一度の嫉妬』『骨の夢』『煉獄』『クフーリンの死』などの戯曲のほかに,『ケルトの薄明』『月の沈黙を友として』『幻想録』など神秘的・哲学的散文作品がある。1923年ノーベル文学賞を受賞。