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●イヴァン3世 イヴァンさんせい

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 1440〜1505 モスクワ大公(在位1462〜1505),ヴァシリー2世の子。封地(ポメスチエ)制度にもとづく士族の勢力を基盤に,旧分領公貴族の特権を奪い,対立する諸公国を征服,北東ロシアを統一した。1471年,ノヴゴロド共和国を従え,1472年,東ローマ最後の皇帝コンスタンティヌス11世の姪ソフィア=パレオローグと結婚し東ローマ帝国の後継者を自任した。その紋章“双頭の鷲”を使用し「全ルーシの君主」と称する。1478年ノヴゴロドを再征服しこれを併合した。1480年キプチャク=ハン,アフマトの襲来に対し,オカ川支流ウグラ河畔で対峙,キプチャク=ハンクリム=ハン国の離反で引き揚げたのに乗じ,金帳汗への貢納をやめ,13世紀半ば以来のモンゴル支配から離脱した。1485年トヴェリ公国併合,1497年『法典』を制定し,行政と裁判手続の制度化,農民の移動を制限する。統治にあたっては,門地の上下により官職の上下を定める門地制度によったが,ときにツァーリ(皇帝)の称号を用い,中央集権化をはかった。