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●アンデス高地 アンデスこうち

南アメリカ 南アメリカ AD 

 南アメリカ大陸の西側,太平洋岸に沿って走るアンデス山系の中央部にある内陸盆地。アルティプラーノとも呼ばれる。アンデス山脈は,エクアドル付近で,西コルディエラと東コルディエラの二つの山脈に分岐し,ペルーの西部から,アルゼンチンとボリビア国境部にかけて大きくひろがっている。この二つの山脈にはさまれた,標高3,000m〜4,000mの高原盆地一帯をアンデス高地と呼んでいる。南緯14度付近から23度までの幅130km・長さ800kmにわたる大規模な高原盆地である。この高原は,海洋への流出河川を持たない世界有数の内陸盆地で,ボリビアとぺルーの国境にあるチチカカ湖やポーポ湖,また干上がって地表に塩分が堆積したサラール=デ=コイパサ・サラール=デ=ウユニなどの塩湖がある。チチカカ湖沿岸は,ボリビアで最も重要な地方であり,早くから農業が行われ,人口も稠密である。ティワナコ文明インカ文明など,南アメリカの高文化は,この高原を舞台として発達した。今でも,多くのケチュア族アイマラ族が,昔ながらの生活様式を守りながら暮らしている。