●安徽派 あんきは
AD1402
中華民国時期に北京政府を支配した北洋軍閥の直系の一派。直隷派と対立した軍閥グループであり,中心人物は段祺瑞である。彼の出身地が安徽省であったのでこの名がある。政治的には日本帝国主義との関連性が強く,西原借款などが有名である。また安福倶楽部を中心とした政客グループが深い関係を有していた。ただ直隷派と比較すると直属の強力な軍事力を欠いていたため実力抗争においては非常に不利であった。そのため直隷派のソウコン※注1※や呉佩孚との安直戦争に敗れ,急速にその勢力を衰退させていった。段祺瑞の部下でもあった馮玉祥なども直隷派に移り,段は失脚した。その後,馮玉祥の北京クーデター(1924)のとき,一時的に段祺瑞は執政として帰り咲いたが,張作霖と馮玉祥の抗争の結果,再び失脚することになり,安徴派も完全に消滅するにいたった。安徴派は北京政府の行政機構(とくに国務院)に強い影響力をもっていたところに特色のある軍閥グループであった。
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