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●アレクサンドル3世 アレクサンドルさんせい

NIS諸国 ロシア連邦 AD1845 ロシア帝国

 1845〜95 ロシア皇帝(在位1881〜94)。アレクサンドル2世の次子。父の暗殺後即位,「八十年代」として知られる反動と暗黒政治の時代を現出した。1881年4月「専制政治」擁護を宣言,国家保安部(オフラーナ)を創設して革命的運動の弾圧を強化する。一方農民に対する土地賠償金の削減,人頭税の廃止,工場管理局の設置などを行ったが,ロシア資本主義の発達により,労働運動は活発化した。またパン=スラブ主義をとり,ユダヤ人を圧迫。対外的には,ビスマルク在職中,1881年三帯同盟,1887年独露再保障条約を結んだが,バルカン問題穀物関税問題でドイツと対立,フランスに接近し,1891年露仏同盟を締結,フランス資本の導入で産業振興をはかるとともに,シベリア鉄道を起工,東方進出を強化。中央アジアでは,トルキスタン・パミール高原への進出を達成,ペルシア・アフガニスタン・インド方面で,イギリスと対立した。