●アレクサンドル1世 アレクサンドルいっせい
NIS諸国 ロシア連邦 AD1777 ロシア帝国
1777〜1825 ロシア皇帝(在位1801〜1825),パヴェル1世の長子。父の暗殺により即位。スイス人の共和主義者ラアルプを師とし,自由主義的な政治を行おうとした。1802年,従来の官省制に代わり大臣委員会制を設け行政の近代化をはかり,1803年地主に農奴解放権を与え,1815年ポーランドに憲法を与えた。しかし,ロシア憲法の実施は,1809年のスペランスキー案,1820年のノヴォシルツォフ案のいずれも保守派の反対で実現されなかった。外交面では,1801年イギリスとの同盟復活,ナポレオンと戦うが,敗れて大陸封鎖に参加(1807)。1812年そのモスクワ遠征を退け勝利を得,1815年神聖同盟を提唱して活躍した。グルジア(1801)・フィンランド(1809)・ベッサラヴィア(1812)と領土を拡大,対日使節レザノフの派遣(1803〜4,享和3〜文化1),アラスカ経営をすすめ,ロシアの強国化を果たした。晩年はアラクチェーエフを登用し屯田制を実施,進歩的世論の反感を招く。