●アルメニア教会 アルメニアきょうかい
NIS諸国 アルメニア共和国 AD
単性論派に属するキリスト教東方教会の一つ。4世紀初頭にカイサリアの聖グレゴリウスによって創設された。527年の教会会議でキリスト単性説を採用。14世紀末にマルムーク朝によってアルメニア人の国家が滅ぼされると,この教会が民族的団結の中核となった。典礼にはラテン式の影響がみられるが,煉獄の名称否定,終油の秘跡を行わないなどの点でカトリック教会と異なっている。現在,大司教座はアルメニア共和国の首都エレヴァン西方のエチミアジンに置かれ,海外に移住したアルメニア人も含めて,全アルメニア人の民族的・宗教的アイデンティティのよりどころとなっている。