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●アラス同盟 アラスどうめい

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 ネーデルラント独立戦争中に南部のワロン2州が結んだ同盟。1516年以来,ネーデルラントはスペインの属領になっており重い税そして宗教的迫害に苦しめられていた。これに対しネーデルラント諸州は,1576年「ガンの和約」を結んで一致団結してスペイン軍にあたることを決意した。しかしこれは諸州間の一時的妥協にすぎず,やがて保守的なカトリック貴族と現状の打破を計るプロテスタント民衆の対立が激しくなっていった。このような状況を憂慮したオラニエ公は,宗教和平を申し出たが,受諾されず,ついにはフランドルのカルヴァン派とワロン諸州のカトリック派は,内戦状態に陥った。このような状況を巧みに利用して1579年1月6日,執政パルマ公アレッサンドロ=ファルネーゼが,カトリック護持を旗印としてワロン2州と結んだのがアラス同盟である。これによりワロン2州は「ガンの和約」から離脱し,スペイン国王への服従を誓ったのである。この離脱に対し北部7州は「ユトレヒト同盟」を結んでスペインとの戦いを継続することになった。