●アネクメーネ
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地球上で,人類の非居住地域をさす。エクメーネ(居住地域)の対応語。その範囲は,陸地では極地や砂漠地帯・高山などさらに海域が含まれ,非居住地域とされる。南極大陸とグリーンランドのほぼ全域を占める氷雪地帯,北緯75度以北の北極海諸島の極地と,アフリカ大陸中央のサハラ砂漠,オーストラリアの大ビクトリア砂漠のほか,各大陸の高山と砂漠地帯に分布されている。エクメーネとアネクメーネの規定をめぐっては,海洋などの航行が発達して盛んな海域は,エクメーネとする考え方もある。さらにその境界は,歴史地理学上において洪積世以来大きな変化がなかったといわれる。人口の増加から生活領域の拡大が迫られるなかで,アフリカの砂漠化はじりじり進行して,毎年約1,100万ヘクタールの緑が失われ深刻な飢えをひきおこしている。アネクメーネの新たな開発が,人類にとってさしせまった課題として浮かび上がってきたといえる。