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●アナルコ=サンディカリスム

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 労働組合を社会革命の主体とし,資本主義打倒後の生産組織の単位にしようとする理論と実践。労働者の自発的な直接行動を重視し,組合連合を国家に置きかえ,階級的権力の行使の余地をなくそうとする点でアナーキズムの性格を帯びる。ゼネラルストライキによる革命を究極手段とするが,ストライキやサボタージュ・労働者教育などの日常行動による意識の変革も重視された。1890年代,全国労働取引所連盟や労働総同盟CGTの創設により,フランス労働組合運動が飛濯的な発展を遂げたころ,活動家層の相互啓発により理論化された。現実には,第三共和政の議会制民主主義による国民統合に対し,労働者固有の文化的結合を守ろうとする欲求も反映していた。1906年,CGTのアミアン憲章の採択によって頂点を迎えたが,その後,労働組合の大規模化や第一次世界大戦の国家総動員体制に対処しきれず,急速に衰退した。