●アトリー
ヨーロッパ 英国 AD1883 ハノーヴァー・ウィンザー朝
1883〜1967 イギリスの政治家で労働党右派の指導者・元首相。ロンドンの中流家庭に生まれ,オックスフォード大学卒業後ロンドン=スクール=オブ=エコノミックスの講師やロンドン=イースト=エンドの区長などをつとめたのち,1922年以来労働党下院議員となり,同党内閣の陸軍次官・郵政次官を歴任した。1935年から1955年まで労働党党首の座にあり,第二次世界大戦中にはチャーチル率いる戦時内閣で自治領相・副首相などの要職を占めた。1945年戦後初の総選挙で労働党が保守党に圧勝すると,単独で第3次労働党政府を組閣し首相に就任した。そのさい社会保障政策の充実につとめながら,従来からの労働党の主張であった基幹産業の国有化や公共事業の推進に努力したが,期待していたほどの成果を達成できず,1951年の総選挙で保守党に敗れて下野した。なお1955年には長年におよぶ政治面での功労により貴族(伯爵)に叙せられた。